灼熱に彩られた夏の愛欲*それを再燃させたい訳では無いけれど、少しでいいからまた彼女と話がしてみたかった*
彼女と2人きり。橋の上から川を眺めた。
川の下はガス灯に照らされて水面が見えるけれど、流れは漆黒の闇と緩やかに溶け合い、*海に向かって流れていく。
不意に彼女に腕をぎゅっと抱きしめられた。
火照った鉢を押し付けられ、息を呑んだ。肉感的な肢体からは甘い汗の匂いが漂い、むっちりした乳房が肘に当たっている。**深紅のルージュが引かれた唇はふっくらと肉厚で、とてつもなく柔らかそうだった。込み上げる不埒な欲望を必死に抑え、彼女をなだめようとするが、彼女の欲情した顔は酷く艶めかしかった////
唇と唇は重なった。そのまま熱っぽく舌を絡め合う。肉付きのいい胸元を揉みしだいていく。
甘酸っぱい汗の匂いは絡み合い、濃密になっていく。。。***